土曜日のお昼のことです。
家族揃って出かけよう!と車に乗り込もうとしたときのこと。
車の下から、若いネコと子ネコがでてきました。
そういえば、朝から子ネコがみゃーみゃー泣いていたな、、、、と思い、
「車の下にネコがいないか確かめてごらん」と子供に言ったのです。
長男と次男は、私に言われるまま車の下を覗き込んでのです。
「わ! 気持ち悪い!」
というので、あ~、野良ネコの糞だ!やだな~と、私も覗き込んだら、、、、
頭のない小さいネコの屍でした。
たまりません。怖い。
最後にその車にのったのは前日の夕方です。
もしかして、駐車するときに轢いてしまったの!!?と思いましたが、
車体の真ん中に「ぽつん」と横たわっているのです。
引きずった痕跡もなく。。。。
どこからか「運ばれて、車の下に置いた」という感じでした。
とても暑い日でしたので、すぐに清掃局に電話すると、「土曜日ということで委託業者(便利屋さん)がうかがいます」とのことでした。
1時間ほどかかるとのことでしたので、夫が車を移動させ、小さなダンボールに入れることにしました。
私には怖くてできません。もちろん、夫も怖くてできないのですが、、、、他にどうすることもできず、夫が勇気をふりしぼり、ダンボールに入れたのでした。
体はまだ柔らかかったらしく、、、、死んでから間もないのでしょう。
夫は「道路で車と接触して死んでしまった子猫を親猫がうちの車の下に『避難』させたのではないか」というので、「じゃ、あの不自然な頭の取れ方は??」というと、「接触したときに、頭が取れかかっていたのだが、親猫が運ぶときに完全に取れたのではないか」というのです。
。。。。ありえる。
ありえるのだけど、、、、、不自然な「断面」だったことを思い出し、、、、、怖くて怖くてたまりません。
1時間もまたずに「便利屋さん」はやってきて、子猫をひきとってくださいました。
わずかでしたが、駐車場のコンクリートについた子猫の血を水で洗い落とし、「しばらくは家に入りたくないね」としょんぼり、しんみりと家を後にしたのでした。
次男はよほどショックだったらしく(そりゃそうだ。。。。)、「ねこ、かわいそうだね。いぬに『ガブリッ』とやられちゃったのかな」と、何度も何度もいいました。
実は我が家の御向かいさんは「ネコ屋敷」なのです。といっても、ほぼ空き家ですけどね。
数ヶ月まえ、ボランティアの方がその家に住むネコたちを捕獲して、避妊手術をしてくださったばかり。
2年前の夏も、我が家のまん前の道路でネコが事故で死んでいました。
そのときは、どうしてよいかわからず、お隣のおばあちゃんに伺うと、「わたしゃ、知らないよ。いつも迷惑してるんだよ。これまで何回こんなことがあったことか!」と言うだけ。
このときに、路上の動物の遺体は「清掃課」担当だということを知ったのです。
清掃課→→「ごみ」 そんなことにもショックをうけましたがね。
我が家には13歳のどでかい中型犬のようなネコがいますが、「家ネコ」です。
ベッドで喉をごろごろ言わせる豚ネコをながめ、「あ、、、、ちゃんと頭があってよかったな。。。」と安堵。
月曜日に近所の交番に「ネコの首を切る」事件は起こっていないか聞く予定です。
そんなショックなことがあっても、日曜日は息子のソフトボール。
今日は「親子対抗戦」。
陸上部出身の夫は、帰宅途中にバッティングセンターで猛特訓。
息子への指導に「重み」をもたせるために、大人気なく2度も「ホームラン」。
息子も尊敬のまなざし。。。。。