「つくる」ということ

siena

2006年07月01日 01:48

東京の雑貨屋さんの10周年の記念イベントに私も作品を出すことになりました。

これまでも、いくつか、そのようなイベントのお誘いがあったのですが、サイト以外で自分のつくったものを披露する自信がなくてね。。。

だけれども、サイトをたちあげて3年もたったし、それなりに実績もあるんじゃないの!!?と自分勝手な自己判断により、参加することにしたのです。

10台ぐらい!とお店の方に言われていたので、言われるがまま「10台つくるぞ!」と鼻息荒く手をつけたものの、、、、、もともと、想像力もないタイプですので、なかなか進まず!

あと1台!というところで力つき、「あ~~、どうするかな~」と回転イスでぐらぐら回っていたときに、「お! あれがある!」と思い出したのです。

ちょうど2年前、ある書籍プロデューサーの方の依頼によりつくったものの、恥ずかしくて見せなかったボツ作品が。

当時は、恥ずかしくて恥ずかしくて見せることができませんでしたが、今、見るとそんなにおかしくない。(と、思う。。。。)



2年前のことですし、ちょうど、妊娠中でつわりに苦しんでいたものですから、覚えていないのですが、、、フランス人の知人に「これって、フランス語でなんていうの??」と聞いたことだけは覚えているのです。「いっしょに出かけよう」だったっけ? 「ともに歩こう」だったっけ?? わからない。。。。

鉛筆やノート部分の布を縫い、ずれないようにプリントごっこで30枚ほどつくったと思うのですが、よほど嫌だったのでしょう、残っていたのは1枚だけ。

イラストに限らず、自分の作品を見せるということは、裸の『素』の自分」を見透かされる気がしてね、恥ずかしいのですよ。

今回は2年もたっていましたし、何しろ「記憶」がないので、平気で使うことができました。

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