title:日本という国
2006年08月11日
1997年のこと。
結婚して、すぐに妊娠しました。
つわりがつらく、また、母が末期がんだったこともあり、なんだかとっても暗い妊婦でした。
名古屋の栄でぶらぶらしていたら、共産党の街頭演説がありました。
「私たちの子どもを戦地に送らない世の中にしよう」
びっくりしました。女性党員がヒステリックに叫んでいました。
おなかの子どもが「男の子」とわかったばかりだったので、敏感に反応してしまったのです。
それから、、、、、途中はかな~り省略して、
国歌をすばらしく斉唱でき、
立派な万歳三唱ができ、
「今年こそ、靖国へ行こう!」と毎年思い、
口当たりのよい「平和」を唱えるだけの人たちを嫌い、
だけれども、戦争のない平和な世界をのぞむ「私」という人間は、この時期になると「小泉さんが8/15に靖国に参拝するのか?」とか「A級戦犯は分祀しろ」とか、「侵略戦争だったことを認めて謝罪しろ(謝罪しよう!)」と聞くたびに、とても悲しい気持ちになってね。
極論として、「敗戦国に『正義』はない」し、「敗戦国なのに(敗戦国のくせに)、豊かになった」ことが「こと」を大きくしているんだな、と絶望的な気持ちになるのです。
それと同時に、戦後の日本をつくりあげてきた勤勉な先人には感謝と尊敬!
身の回りにこだわることも大事だけれども、「私」という人間は「日本(日本人)」なしでは語れず、それにこだわることは決して「危険なこと」ではないと思っています。
「日本という国家」にこだわる人たちに対して、「個性的じゃない」という人もいるけれど、そのような人たちこそ、どうしても「個性的」には見えないんですよね。
それこそ、着ているものにしろ、ライフスタイルにしろ。
結婚して、すぐに妊娠しました。
つわりがつらく、また、母が末期がんだったこともあり、なんだかとっても暗い妊婦でした。
名古屋の栄でぶらぶらしていたら、共産党の街頭演説がありました。
「私たちの子どもを戦地に送らない世の中にしよう」
びっくりしました。女性党員がヒステリックに叫んでいました。
おなかの子どもが「男の子」とわかったばかりだったので、敏感に反応してしまったのです。
それから、、、、、途中はかな~り省略して、
国歌をすばらしく斉唱でき、
立派な万歳三唱ができ、
「今年こそ、靖国へ行こう!」と毎年思い、
口当たりのよい「平和」を唱えるだけの人たちを嫌い、
だけれども、戦争のない平和な世界をのぞむ「私」という人間は、この時期になると「小泉さんが8/15に靖国に参拝するのか?」とか「A級戦犯は分祀しろ」とか、「侵略戦争だったことを認めて謝罪しろ(謝罪しよう!)」と聞くたびに、とても悲しい気持ちになってね。
極論として、「敗戦国に『正義』はない」し、「敗戦国なのに(敗戦国のくせに)、豊かになった」ことが「こと」を大きくしているんだな、と絶望的な気持ちになるのです。
それと同時に、戦後の日本をつくりあげてきた勤勉な先人には感謝と尊敬!
身の回りにこだわることも大事だけれども、「私」という人間は「日本(日本人)」なしでは語れず、それにこだわることは決して「危険なこと」ではないと思っています。
「日本という国家」にこだわる人たちに対して、「個性的じゃない」という人もいるけれど、そのような人たちこそ、どうしても「個性的」には見えないんですよね。
それこそ、着ているものにしろ、ライフスタイルにしろ。
Posted by siena at 21:51│Comments(2)
│日常のこと
【この記事へのコメント】
悲しいですね
確かに日本がこれほど豊かにならなければ こんな事にはならなかったと思います
周辺諸国や一部の政治家の戯言を聞くと 日本人としての「誇り」や「愛国心」を持つ事が「許されない」みたいに聞こえてしまうのですが...
ヒトラー並の虐殺者「毛沢東」を崇める連中に言われてくありませんね
確かに日本がこれほど豊かにならなければ こんな事にはならなかったと思います
周辺諸国や一部の政治家の戯言を聞くと 日本人としての「誇り」や「愛国心」を持つ事が「許されない」みたいに聞こえてしまうのですが...
ヒトラー並の虐殺者「毛沢東」を崇める連中に言われてくありませんね
Posted by POOL at 2006年08月11日 23:46
「戦争のない平和な世の中」を願う人はたくさんいるのに、「戦争」ってなくなりませんよね。
昨日観た番組で、「アジア諸国で共通で使える歴史教科書を作ろう」という議題について「賛成・反対」の両派にわかれて議論する番組をみたんですよね。
で、中国人女性が「日本人があの戦争を『侵略戦争だった』と認めれば、多くの中国人が納得する」と言ったのです。
で、宮崎哲弥さんが「それじゃ、中国は『チベットを侵略し、チベットの人々を虐殺している』と認めることができるのか」と言ったところ、その中国人女性は「それは、中国の『国内問題』です」とヒステリックに叫びました。
もう、、、、、なんだか、、、、日本人の多くは「話し合えばわかりあえる」とお人よしに思っているけれど、無理なんですよね。
「自分たちこそが、すぐれた民族だ」とか「中華思想」には、かないません。
ただ、日本人はアメリカによる「戦後教育」が非常に上手くいってしまい(苦笑)、あまりにも勉強不足だと思うんですよね。
歴史には「影」と「光」があり、それをきっちり学習できれば国内の認識がこんなに揺らがないのにな~と。
結果、「教育」しかないと思ってしまいます。
東トルキスタンの問題も、、、、、どうにかならないもんかな~と。
http://www.uygur.org/japan/news.htm
子どもを産んでから、子どもを取り巻く世界、将来のことが気になり、私の生活で一番心を騒がすのは、かわいい雑貨とか素敵な暮らしとか、、、、、そんなことは、ど~~でもよく、「日本という国」のことで頭がいっぱいなんですよね。。。。
昨日観た番組で、「アジア諸国で共通で使える歴史教科書を作ろう」という議題について「賛成・反対」の両派にわかれて議論する番組をみたんですよね。
で、中国人女性が「日本人があの戦争を『侵略戦争だった』と認めれば、多くの中国人が納得する」と言ったのです。
で、宮崎哲弥さんが「それじゃ、中国は『チベットを侵略し、チベットの人々を虐殺している』と認めることができるのか」と言ったところ、その中国人女性は「それは、中国の『国内問題』です」とヒステリックに叫びました。
もう、、、、、なんだか、、、、日本人の多くは「話し合えばわかりあえる」とお人よしに思っているけれど、無理なんですよね。
「自分たちこそが、すぐれた民族だ」とか「中華思想」には、かないません。
ただ、日本人はアメリカによる「戦後教育」が非常に上手くいってしまい(苦笑)、あまりにも勉強不足だと思うんですよね。
歴史には「影」と「光」があり、それをきっちり学習できれば国内の認識がこんなに揺らがないのにな~と。
結果、「教育」しかないと思ってしまいます。
東トルキスタンの問題も、、、、、どうにかならないもんかな~と。
http://www.uygur.org/japan/news.htm
子どもを産んでから、子どもを取り巻く世界、将来のことが気になり、私の生活で一番心を騒がすのは、かわいい雑貨とか素敵な暮らしとか、、、、、そんなことは、ど~~でもよく、「日本という国」のことで頭がいっぱいなんですよね。。。。
Posted by siena at 2006年08月12日 18:53